町では、令和5年度に弘前大学と包括連携協定を締結したことをきっかけに、令和6年4月から、町と弘前大学が協働して大鰐の未来を創造する「町職員× 弘前大学生 大鰐未来づくりプロジェクト」に取り組むこととなりました。

 

 このプロジェクトは、第6次大鰐町振興計画が掲げる地域と行政との「協働によるまちづくり」を目指し、全庁で分野横断的に連携するものです。今年度は、町職員、弘前大学人文社会科学部の古村健太郎准教授と弘前大学生を中心に、協働でフィールドワークや未来を描くためのワークショップ等を行い、町の未来の姿を作成し、町に対し提案します。この提案を今後の事業に活用することを目指します。

 

第1回 町内フィールドワーク研修「大鰐町再発見!」

 本プロジェクト第1回は、学生に町を知ってもらうこと、また、町職員には普段見過ごしている町の姿を新たに発見することを目的とした、学生と町職員による町内フィールドワーク研修「大鰐町再発見!」を実施しました。

 町職員10名と弘前大学生17名で6グループに分かれ町内を探索し、「魚やカエルなどの動物が町内に隠れている」「御茶ノ水の名が付いた踏切」「カラフルな橋」といった普段見過ごされている新たな町の「新・推しスポット」を発見し、他グループに共有することにより、町を楽しく知ることができました。

 

第2回 ワークショップ研修「大鰐町の未来を描く!」

 本プロジェクト第2回は、大円寺を会場に「自分に何ができるのか?」をテーマに、ワークショップ研修をしました。

 町職員14名と弘前大学生17名で5グループに分かれ、「複合型テーマパーク」「大鰐町で音楽フェス」「町民大運動会」といった10年後の大鰐町の理想の姿を想像し、他グループと共有することによって、町の未来について考える有意義な機会となりました。

 

 

 第3回 意見交換会「職員と学生が描き出す!大鰐町の未来!」

 本プロジェクト第3回は、学生が考えた10年後の大鰐町の未来を発表するとともに、町長や町職員、町民の皆様と大鰐の未来について対話をする意見交換会を実施しました!

 町職員と弘前大学生で各5グループに分かれ、「イベントの聖地」「健康ポイントシステム導入」「子育て天国」「町公式Instagram開設」といった10年後の大鰐町の理想の姿を描き、それに対し意見交換をすることにより、町の未来について考える有意義な機会となりました。