高齢化にともない、今後増加する認知症の人とその家族が『認知症になっても安心して暮らせる町づくり』をめざし、各種事業などを行っております。

(1)認知症サポーター養成講座

(2)もの忘れ検診

(3)認知症に関する相談

(4)認知症介護家族の集い

(5)徘徊高齢者等見守り事業

(6)認知症高齢者徘徊見守りカード交付事業

(7)大鰐町認知症あんしんガイド(認知症ケアパス)

  (8) 大鰐町認知症カフェ おれんじカフェ

 

(1)認知症サポーター養成講座

 認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を地域で見守る『認知症サポーター』になるための講座です。  

  •  認知症サポーターとは?

 認知症サポーターとは、認知症についての正しい知識と理解を身につけた人のことです。特別何かをするということはありませんが、自分のできる範囲で、友人や家族に認知症ついての知識を伝える、認知症になった人やその家族の気持ちを理解し、支えになるような手助けをすることが役割です。

  •  認知症サポーターになるためには?

 「認知症サポーター養成講座」を受講していただきます。講師はキャラバン・メイト(認知症サポーター養成講座開催のための研修を終了した人で、保健・福祉の仕事に携わっている人など)で、標準テキストやDVD教材などを使って学びます。この講座(60分から90分程度)を受講した人が、『認知症サポーター』となります。

  •  講座を開催するには?

 大鰐町に在住・在学・在勤の方を中心にした集まりで、当日5名以上の参加が見込まれる団体であれば開催可能です。申し込みは開催会場を各団体でお決めいただいた上で、開催希望日の1ヶ月前までに地域包括支援センター(保健福祉課地域包括支援係)までお願いします。

 例えば

 地域:自治会、町内会、老人クラブ、ご近所など

 企業・団体:同業者組合、金融機関、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、新聞販売店、薬局など

 学校:小学校、中学校、教職員、PTAなど

随時受付をいたしますので、お気軽にお問合わせください。

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(2)もの忘れ検診

 もの忘れを「年のせいだから仕方ない」「予防できない」そう思っていませんか?

 もの忘れは早期に発見して適切な治療を行うことで、症状を軽減したり、進行を遅らせることができます。

 そこで町では毎年、“脳の健康チェック”をするために『もの忘れ検診』を実施しております。

 日時:こちらからご確認ください→年間スケジュール[258KB pdfファイル] 

 内容:タッチパネルを使用した脳の健康チェック

 所要時間:40分程度

 費用:無料

 ※基本的には年1回実施しておりますが、地区で希望がある場合には随時実施いたします。

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(3)認知症に関する相談

 最近、もの忘れが気になってきていませんか?

 認知症の初期には『もの忘れや置忘れが多くなった』『怒りっぽくなった』などの症状がみられます。

 町では、地域包括支援センター(保健福祉課地域包括支援係)に認知症地域支援推進員を配置し、もの忘れが気になる高齢者の方やご家族の相談支援を行います。もの忘れ検診以外でもタッチパネルを使用しての検査を行うこともできますので、自分やご家族が認知症かもしれないと心配な人は地域包括支援センターへご相談ください。

                                                                          △上にもどる

(4)認知症介護家族の集い

 認知症の方を介護されているご家族が、介護のヒントや経験などを共有したり、日頃の思いを語り合ったり、介護サービスや制度について知っていただく場として『認知症介護家族の集い』を開催しております。

 随時開催しておりますので、日程につきましては地域包括支援センター(保健福祉課地域包括支援係)へお問合わせください。

年間スケジュール [121KB pdfファイル] 

                                                                          △上にもどる

(5)徘徊高齢者等見守り事業

 認知症などにより徘徊又は徘徊のおそれのある高齢者が行方不明になった場合に出来るだけ早く発見し、保護できるように協力するシステムです。町内にある各関係機関が一緒に取り組んでいます。

 また、町内のみで行方不明になるとは限らないため、黒石警察署管内の黒石市・平川市・田舎館村との間に『徘徊高齢者等見守り事業の広域連携に関する協定』を締結しています。

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(6)認知症高齢者徘徊見守りカード交付事業

 認知症などにより徘徊又は徘徊のおそれのある高齢者について、ご家族の希望で事前に登録をしていただき、登録していただいた高齢者については、①見守りカード、②衣服用のワッペン、③シューズ用ステッカー(反射材使用)を交付します。

 高齢者が行方不明になった場合は自治体と警察が情報を提供し合い、捜索の手掛かりや本人確認に役立て速やかに保護することを目的として実施します。

 登録の受付につきましては、地域包括支援センター(保健福祉課地域包括支援係)へお問合わせください。

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(7)大鰐町認知症あんしんガイド

 町では認知症の方とその家族が住み慣れた地域で安心して生活することができるよう、「大鰐町認知症あんしんガイド」を作成しています。認知症に関する知識や対処法、認知症の相談機関や協力医療機関などの支援体制に関する情報を記載していますので、ご活用ください。

 下記データより閲覧できるほか、地域包括支援センター(保健福祉課地域包括支援係)で配布しています。

 

 大鰐町認知症あんしんガイド[5692KB pdfファイル] 

(8)大鰐町認知症カフェ おれんじカフェ

  認知症について知る、相談することができる場として開催しています。認知症の人やその家族だけではなく、認知症に関心のある方がどなたでも参加できます。

年間スケジュール [85KB pdfファイル] 

 

 

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