肝炎ウイルス検査

 肝炎ウイルス検査を受けたことがありますか?

町では、平成14年度から複合検診において、肝炎ウイルス検査を行っております。肝臓がんを予防するには、肝炎ウイルスに感染していないかどうか検査し、肝炎ウイルスに感染していた場合は、早期治療することが大切です。

町は、肝炎ウイルスに感染している恐れがあると判定される割合が高く、また肝炎ウイルスが原因であることが多い肝臓がんの死亡率が高い状況にあります。今までに約4,400人の方が検査を受け、感染の割合を全国と比較するとB型肝炎で約2倍多くなっています。

肝炎ウイルス検査をまだ受けたことがない方は、検査を受けましょう!また、周りでまだ検査を受けたことがない方がいましたら、検査をお勧めください。

  

主要死亡別標準化死亡比*(平成30年~令和4年)


 
   
大鰐町  青森県  大鰐町  青森県 
悪性新生物

132.7

121.3 122.9 113.1
143.0

127.2

154.8 120.5
大腸 126.0 135.6 145.4 128.4
肝および肝内胆管 161.8 114.6 182.4 106.6
気管、気管支および肺 124.3 120.3 84.0 101.1
心疾患 111.3 119.0 136.5 111.3 
脳血管疾患 145.2 131.0 146.9 125.0
肺炎 129.0 133.8 118.4 126.9
肝疾患 151.1 112.2 102.8  92.4
腎不全 148.0 139.0 118.8 130.4
老衰 102.1 105.0 112.6 108.4
不慮の事故 103.0 132.8 126.1 120.1
自殺 154.1 132.1 95.2 101.6

(資料:厚生労働省平成30年~令和4年人口動態統計)

*標準化死亡比とは:地域間の死亡状況を簡便に示すための1つの指標です。年齢構成の異なる地域間で死亡状況が比較できるように標準化死亡比を使用します。

ウイルス性肝炎とは

肝炎ウイルスの感染により、肝臓に炎症が起き、肝臓の細胞が壊れていく病気です。肝炎は、肝硬変や肝臓がんの大きな原因となります。ウイルスに感染していても自覚症状がほとんどないため、感染に気付いていない方が少なくありません。

一生に一度はウイルス検査を受けることが大切

特に検査を受けた方がよい方

 1 生まれ年が昭和60年以前である

 2 平成4年以前に手術や輸血を受けた

 3 長期に血液透析を受けている

 4 健康診断で肝機能の数値が基準値を超えていた

 5 妊娠、出産時に多量の出血をした

 6 注射の回し打ちの経験がある

 7 刺青やピアスをしている

肝炎ウイルスに感染していたときは

感染したまま放置しておくと、肝硬変や肝臓がんに移行する恐れがあります。検査を受け、精密検査が必要となった方は必ず専門医療機関を受診してください。精密検査の結果、すぐに治療を必要としない場合であっても、定期的に受診し、超音波検査等にて経過観察する必要があります。

肝炎医療費助成は・・・

青森県中南保健所 電話0172-33-8521

青森県健康医療福祉部 がん・生活習慣病対策課 電話017-734-9216

肝疾患に関する相談は・・・

肝疾患相談センター(弘前大学医学部附属病院内)

電話0172-33-5111(内線4020)平日8時30分から15時

肝炎ウイルス検査の受け方

対象

30歳以上で過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方

検査実施日

令和7年

 6月11日(水)~13日(金)、15日(日)~19日(木)※6月17日(火)は女性限定日

 7月14日(月)~18日(金)

 11月26日(水)~28日(金)

 ※複合検診日に同時実施しています。

場所

大鰐町地域交流センター 鰐come

検診内容

問診、採血

料金

無料

申し込み

以下のいずれかの方法で、希望日の1週間前までにお申し込みください。

1 保健福祉課 健康推進係8番窓口

2 電話 55-7149(直通)

3 インターネット予約(24時間受付)

    予約はこちら⇒大鰐町健診WEB予約

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